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若手研究者を中心とした発表奨励助成の募集

 11月12日の関西支部大会には多くの方にご参集いただきありがとうございました。また、懇親会にもたくさんご参加いただき、対面での活発な対話が持てたこと、深く感謝申し上げます。 さて、かねてより幹事会等で議論を重ねておりました若手研究者を中心とした発表奨励助成募集が、大会と同日に開催された総会で承認されました。趣旨や要項をまとめたものを以下(※の後)に記載いたします。 締切:2023年12月15日(金) 応募先:関西支部事務局 hibunkansai2023@gmail.com 若手研究者にとって、発表の機会を少しでもサポートできるよう願っております。条件に該当する方は、奮って応募いただけましたら幸いです。 日本比較文学会関西支部事務局  西岡亜紀 ※ 趣旨  コロナ禍で、例会大会そして幹事会などの学会活動をオンラインにせざるを得なくなったのは会員のみなさんもご存知の通りです。このことは会議や研究会の意義を考えるという副産物をもたらし、学会運営の面では、会場費用や旅費などが予定通り使用されないため、余剰金が繰り越されるということになりました。  現在、学会活動は対面を基本としつつも、適宜、オンラインやハイブリッドの形式を活用しております。その結果、事情や距離の関係でこれまでなかなか出席することが難しかった会員の方々にもご出席することが容易となり、いっそうの学会活動の活性化が期待されます。たしかにオンラインは便利で出費を抑えることができます。ただ、すでに面識や人脈がある会員に比べ、そうでない特に新規の会員には魅力を感じにくいかもしれません。  こうした状況の変化に鑑み、例会発表などの機会をより広く開いていくためにも、余剰金を有効に活用することで、研究費が潤沢でない若手会員を主な対象にして発表助成の募集を提案する次第です。原資は主に余剰金となるため試行的に行います。近年の科研費の申請では、準備状況も問われるようになりましたので、若手に限定されず、会員を中心にした共同研究の基盤形成としても使用していただけるのではないかと考えています。 対象者 ・日本比較文学会の会員であり、申請時に、年会費を納付済みであることとします。 ・海外送金は手数料ほか困難が伴うため、国内の金融機関に口座のある方を前提とします。 ・博士課程修了ないし博士号取得から 15 年未満の、研究費が潤沢でない関