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2021年1月23日 1月例会

2020年度1月例会は、オンライン開催となります。例会参加のためのURLは別途メールにてご連絡いたします(非会員で聴講を希望される方は事前に事務局までお問合せください)。 《 2020 年度1月例会》 日 時: 2021 年 1 月 23 日(土)  14:00 〜 17:00 会 場:遠隔開催 【シンポジウム】 「多言語使用の比較文学 ペルシア語・スワヒリ語・イディッシュ語から見る翻訳の諸相」 司会:田中壮泰(立命館大学講師 ) 発表者: 木下実紀(大阪大学・院生) 小野田風子(日本学術振興会特別研究員PD) 田中壮泰  (立命館大学講師 )   コメント役: 福田義昭(大阪大学)・大野藍梨(立命館大学客員協力研究員)・大東和重(関西学院大学) 要旨  ヨーロッパ文学の「翻訳」が非ヨーロッパ諸地域における文学の近代化にどれだけ貢献したのかという問題は、比較文学の重要なテーマである。しかし、それを「近代化」の一言で片づけるのではなく、言語や地域ごとに「翻訳」がどのようなネットワークを介しておこなわれてきたのかという、言語間のさまざまな接触の問題にも目を凝らしてみる必要があるだろう。「翻訳」を「多言語使用」という双方向的な、より広い視点で捉え直すということである。  そこで、このシンポジウムでは複数の言語と地域を設定し、それぞれの文化的・政治的状況のなかで生まれてくる文学を「多言語使用」と「翻訳」とのかかわりのなかで議論する。具体的には、三人の研究者が、それぞれペルシア語(木下)、スワヒリ語(小野田)、イディッシュ語(田中)の文学にフォーカスを当てて発表を行ない、それぞれの文学が周囲の諸言語とどのような関係性を持ち、どのような翻訳がおこなわれてきたのか、そしてそれが、それぞれの文学に何をもたらしたのかを考察する。  その後、三名のコメンテーター(福田・大野・ 大東 )との応答とフロアも交えた全体討議を通じて、さまざまな言語と地域の文学を比較し、西欧/非西欧、近代/前近代、中心/周辺が絡み合いながら展開してきた文学の「多言語使用」とそこでの「翻訳」の諸相を浮かび上がらせることができればと考えている。 1.木下実紀(大阪大学・院生) 19世期後半から20世紀初頭のイラン立憲運動における知識人による文学活動について報告する。とりわけ、西欧的な新文体を取り入れる上で重要な役割

支部大会報告

■2020年度関西支部大会(56回) 開催日時:2020年11月28日(土) 会場:同志社大学(遠隔開催) 13:00     【開会】A室 開会の辞: 中川成美(支部長) 13:10-15:10   【研究発表】(発表25分、質疑応答10分、休憩5分) 【A室】  1.  現代日本ファンタジーにおけるボルヘス『幻獣辞典』の影響に関して ベスチアリィ(動物寓意譚)の文化移転を巡る事例研究 発表:ESCANDE Jessy(大阪大学・院生) 司会:中川成美(立命館大学教授)  2. 1910〜30年代の日本と中国におけるフランス文学翻訳の比較研究——異化・同化の視点から—— 発表:劉丹(神戸大学・院生) 司会:北村卓(大阪大学名誉教授) 3. 日本文学に描かれた「不逞鮮人」 ――中西伊之助「不逞鮮人」と田宮虎彦「朝鮮ダリヤ」を中心に 発表:原佑介(立命館大学) 司会:中直一(大阪大学名誉教授) 【B室】  1. 中国におけるヤオイ愛好者から見た中国歴史上男性同士の逸聞:『汉武韩嫣』を例に 発表:銭 蕾(大阪大学・院生) 司会: 佐伯順子(同志社大学) 2. タイ文学における『蝶々夫人』の軌跡―20世紀初期のタイ王族資料に見る国際結婚観― 発表:BOONSERM Sirada (広島大学・院生) 司会: 平松秀樹 (京都大学) 3.『ユーマ』における誘惑される「女中」――『アンディアナ』を補助線として 発表:大野藍梨(立命館大学客員協力研究員) 司会: 岩津航 (金沢大学)      15:10-17:30   【シンポジウム】A室 戦後若者たちの「アメリカ」――ジャズ、フォーク、ファッション 講師 川島 健(同志社大学) 講師 鈴木 正美(新潟大学)  講師 瀬崎 圭二(同志社大学)  17:30-18:00     【関西支部大会総会】A室 司会:川島伸博(事務局) 18:00-18:10     【閉会】A室 開会の辞:中川成美(支部長) ■2019年度関西支部大会(55回)中部支部と合同開催 日時: 2019 年 12 月 7 日(土) 会場:愛知淑徳大学星が丘キャンパス  1 号館 3B/3C/3D 大会進行: 若松 伸哉(愛知県立大学) 開会の辞: 平林 美都子(愛知淑徳大学)  1 3 C   午後 1 時~ 1 時 10 分 研究

支部例会報告

  《 2020 年度9月例会》 中止 《 2020 年度7月例会》 中止 《 2020 年度4月例会》 中止   《 2019 年度1月例会》 日 時: 2020 年 1 月 25 日(土)  14:00 〜 17:00 会 場:国際日本文化研究センター 【シンポジウム】 アニメーションの東西交流~ハイジとマルコの物語 司会:西岡亜紀(立命館大学) ■アニメにおけるロケハンの意義―『母をたずねて三千里』の映像化からの考察 千葉香織(児童文化研究家) ■マルコのはてしない旅―イタリアにおける『クオーレ』とマルコの物語評 土肥秀行(立命館大学) ■『アルプスの少女ハイジ』演出―ドイツ語吹替版との比較から見えてくるもの 川島隆(京都大学) 《 2019 年度9月例会》 日 時: 2019 年 9 月 28 日(土)  14:00 〜 17:15 会 場:立命館大学(末川記念会館第 3 会議室) 【書評会】 『革命芸術   プロレタリア文化運動』を読む——文学と文化運動の交差点から 司会:原佑介(同志社大学) 【講演】  「輸入思想“近代”受容の苦闘——小山内薫からプロレタリア文化運動まで」 伊藤純(プロレタリア文学研究者) 【ミニシンポジウム】  執筆者:中川成美(立命館大学)、村田裕和(北海道教育大学旭川校)、和田崇(三重大学)、立本紘之(法政大学大原社会問題研究所兼任研究員) ディスカッサント:杉淵洋一(愛知淑徳大学)、安藤陽平(立命館大学大学院) 《 2019 年度7月例会》 日 時: 2019 年 7 月 20 日(土)   14:00 ~ 17:00 場 所:京都外国語大学 1 号館 3 階 132 教室 【シンポジウム】 対比・影響・モチーフから読むカズオ・イシグロ 司会:荘中孝之(京都外国語短期大学) ■カズオ・イシグロが描き出す意識の周縁― W ・ G ・ゼーバルトと比較しながら― 三村尚央(千葉工業大学) ■カズオ・イシグロとアメリカ大衆文化 荘中孝之(京都外国語大学短期大学) ■イシグロ文学に見られるジョイス的技法―“ Eveline ”と A Pale View of Hills の比較 森川慎也(北海学園大学) コメント